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2024 .04.25
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B-9~10「むしむしラボラトリー」でした。

むし子さんと一緒にキャラクターカタログ企画の主催(ということになっていた)でした。
当日むし子さんが午後から参戦のはずだったので、当日配る担当として……ということだったんですが、むし子さんの当日の予定が延期になって無事朝から4人フル態勢ラボラトリーでした。

ぼく自身は7月末に身内に不幸があってからなんかすごい波乱万丈(マジギレ)でほんとどうして新刊が出てるのか自分でも分かりません。奇跡のみかんだね。すごーい。
でもなんか10月に引っ越してから何故かコピー本を3冊も生やしていた。なんでや。なんでや!!!!!!!!
その他北からデータだけ委託(されて俺が作った)コピー本とかあったりテキレボ初売りが3冊もあったりして、机の上がめちゃくちゃ賑やかになった直参でした。初回とアレ比べたくないです。えーとスペースの写真。当時に比べたらめっっっっっっっっっっっっちゃくちゃマシというか、すげーこれサークルスペースや!!!!!!!!って感じのスペースになったと思います(自画自賛)どや。
でも反省点もすげーあるのでそれは後々書くとして、時系列順に追っていきましょう……


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「そうだ。水族館のいいところは何てったっていつ来ても涼しい。日が差さない。日が差さないんだ!!」
「リンジー落ち着いて?」
熱弁する声をバックに、タカミネは暑さへの恨みをまな板に叩きつけていた。つまり人魚用につみれを作っている。
「暑くない」
「そうだね」
「もうとにかく最高だと思うね!夏休みはウェルカムアルカールカ」
「お前こないだ夏休みは滅べとか言ってたじゃん繁忙期で」
鯖の内臓を包丁を使わず手だけで引き抜いている隣のリンジーは、果たしてどうしてしまったのか。ちょうどよく通りすがった後輩に問う。
「ああ。リンジーさんの部屋のエアコン壊れたって」
「何それ超辛そうー」
「ぶっ殺すぞ!!」
叫び声がひとつ落ちた。



題名:アクアリウムは日が差さない
ジャンル:オリジナル
鯖の内臓を素手で取る技能、かつて(実習で)数日だけものにしてました。のでこいつらもできるんだと思うし何なら熟練だよね
夏はクソ暑いですねという話。アルカールカ水族館の飼育員野郎3人の扱いやすさが高すぎるんだ
布団から出てこない。そんな相手を見やって、ハービヒトはただ唸るしかなかった。
「のるたんちょっと。ノルンミース」
「……うっせえ……」
くぐもった死ぬほど不機嫌そうな声が布団の中からする。生存確認はできた。セーフ。
「ねー俺言ったじゃん今日外で飯食おうなってさー!……俺の話聞いてるー?」
「聞いてない」
「聞いて」
さてどうしたものか。布団を剥ぐと後が面倒なのだ。
「のるたん今日俺の奢りだよ」
「マジ?」
反応は恐ろしく早かった。さらに言えば、寝間着を想定していた相手は普通に服を着ている。やられた。
「おいおま」
「奢りだろ?さっき言ったよな?」
「うわー最低だなお前!!」
してやったりの顔に、肩をすくめる他なかった。



題名:『帆張りの船』二階にて
ジャンル:オリジナル
この人たち好きですね?って言われたら開き直ってそうだよするしかない。
BLACK TEA CONQUESTという定期ゲームでアクリルガラス派生の日記(まあ要は連載)を書いてまして、そこのキャラ二人です。
そこのキャラというか日記読めば誰だかめちゃくちゃ分かるんでなんかそっちもよろしくお願いします(マ)

まよなかラボラトリーアルカールカ分室

そこにいるのは、声で人を殺す魚だ。その幼体だ。
盆に帰ってきたきょうだいたちの子供と戯れている姿を見ながら、タカミネは取り繕った笑顔で親類の輪の中にいる。そうだと知れたらこの中の何人が罵倒の声を投げつけてくるか、考えたくもない。
「ああーーーー!!」
そんな考えを打ち消すのもまた、幼魚のギャン泣きする声だった。
「うわ何、みかん何したの」
「あーーやだーーーみかんの……みかんのぬいぐるみ……」
見た目は同世代の弟の娘が握っていた、アニメキャラのぬいぐるみが発端らしい。
「あれはお前のじゃない」
「みかんもほしい」
「今度な」
「やだーーーー!!」
「やだーじゃねえ!!」
まだまだ平和そうだったので、考えるのをやめた。


題名:平和なこえであれ
ジャンル:オリジナル
おっさん少女アンソロに投げたおっさんと幼女(幼魚)、愉快(?)な日常編
その鳴き声が平和なものでありますようにと願ってやまないおっさんと、そんなのクソどうでもいい幼魚です。
タカミネは人魚の声には痛い目見ているので(アクリルガラスのくもりをよろしくな!!)思うところも大きいみたい。
「おい」
「あ」
「その口に含んだものを今すぐぺっしろ!!」
顔面を泥まみれにした幼女と睨み合う。ここは田んぼの端っこだ。
「やあだ」
「いやダメほんとダメ」
「んうー」
咀嚼音がした。いやマジで待って。
「みかぁーーーん??いやほんとダメみかん」
「んまい」
「食ったの待って何食ったの!?」
男の問い掛けに、幼女は躊躇いなく田んぼの中に手を突っ込んだ。泥んこの手に握り込まれていたのは巻貝だった。
「タカミネもたべる?」
「いらない」
幼女……いや、幼魚の手に握り込まれていたのはタニシだった。深く溜息をついた男の前にいるのは、人間の子供ではない。人魚の子供なのだ。喉が動いて、哀れな貝が飲み込まれるのを見ていた。


題名:もぎたてアップルスネイル
ジャンル:オリジナル

おっさん少女アンソロに投げたおっさんと幼女(幼魚)、愉快(?)な日常編
人魚は雑食の魚なので小魚も虫も食べます。がんばれタカミネ。
アップルスネイルことスクミリンゴガイはジャンボタニシです。害虫駆除にも役に立つ人魚(幼魚)
プロフィール
HN:
紙箱みど
性別:
非公開
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